皆さん、こんにちは。
本日もどうぞよろしくお願いします。
いよいよ‥実際の『勉強マインド』に入ってきましたね。
今回は勉強マインド1ということで、一番上の部分‥勉強成果に直結するマインドです。
学んでいきましょう!
勉強マインド1とは?
1つ目の勉強マインド、それは‥『自分に厳しい目を持つ』ということです。
どういうことかいうと、二つの過程に分けて、お伝えしていきたいます。
一つ目は、『自分ができなかったところに目を向ける』もしくは『自分ができなかったところをちゃんと認識する』ことです。
例えば、テスト結果が返ってきた時、できた所だけじゃなくって、できなかった所にもきちんと目を向けて、きちんとできなかった事を認識することです。
そして二つ目は、『できなかった所を克服する』ねもう少しわかりやすく言うと、『わからない所をそのままにしないでちゃんと復習する』ということです。
これができるとどうなるのか?
自分に厳しい目を持って、「ここは理解できてなかったんだな!」と認識して、そして‥できなかった所をきちんと復習してできるようにするわけです。
そうすると、「もう理解してからばっちり!」という段階になります。
できなかったものができるようになる。
つまり、学力が伸びるわけです。
だからこの勉強マインドを持っていると‥学力っは着実に上がっていきます。
勉強マインド1の副次効果
実は‥勉強マインド1には、ほかに副次効果があります。
例えば、「勉強しなさい!」「授業に集中しなさい!」など他人から注意されたとします。
そうすると、注意された方は、やる気がなくなってしまったりすることがあります。
少なくとも‥ぼくの場合はよくありました。
母親から「勉強しなさい!」「宿題やったの!」と言われて、「今から勉強しようと思ったのに‥(やる気がなくなった!)」と思ってしまったのです。
やっぱり人に注意されるって、あんまりいい気持ちじゃないんですよね。
本当に意欲を削がれてしまうこともあるわけです。
でも‥自分に厳しい目を持っていると、人から厳しい事を言われなくなるんですね。
なぜかというと‥人はある事について、大きく2つの思いを持っているからです。
例えば、僕のテスト結果が80点だとすると、そのテスト結果を見た母親は、「80点もとってよく頑張ったね」と褒めたい気持ちもあれば、取れなかった20点を見て、「もっとよく頑張らないとダメよ!」という思いも持つわけです。
この思いの割合は、その時の状況とか‥その人と関係とか‥いろんなものによって変わるかもしれませんが、多くの場合この2つの思いを持っています。
でも、テストで80点を取った本人が、「ぼくがもっとちゃんと勉強してたら‥」「今度はもっと勉強するぞ!」と思っていて、言葉にも出したりしていたら‥。
その様子を見たり、その言葉を聞いた母親はどう思うのか?
「あなたは自分のできなかった部分をちゃんと反省しているのね。それなら‥その事はもう言う必要もないわね」となるのです。
そして母親からは、もう1つの思いである「よく頑張ってるじゃない」という言葉が返ってきます。
なので‥厳しい目を自分に持ってると、他人からあまり厳しい事を言われなくなります。
勉強マインド1の注意点
そして、注意すべき点が1つあります。
それは‥自分に厳し過ぎてしまうことです。
自分に厳しい目を持つということは、別の言い方をすれば‥自分に駄目出しすることでもあるわけです。
駄目出しされてしまうと、落ち込むんですよね。
でも、落ち込むまで行ってしまうと、逆にマイナスです。
本当にどこまでが良いのかというと、『できなかったことを前向きに受け止められる』。
この範囲がすごく大事です。
また、自分に厳しくしすぎるというのは、完璧主義と言い換えることもできます。
自分に対して、「こんなんじゃ駄目だよ!」、「もう1回やり直し!」と言ってしまうわけです。
なぜなら‥完璧主義というのは、完璧な状態が基準になるわけですよね。
完璧に満たないものは全て不足なんですね。
そうすると‥どんなに頑張って良い成績を出しても、それらはすべて基準以下ということになります。
もう‥ほとんど自分に駄目出ししかしなくなってしまうんですね。
その結果、楽しくなくなってしまいます。
人っていうのは楽しいことは続けられるけど、楽しくないことは、続けられないんですよね。
勉強を止めてしまう訳です。
だから、楽しむってことすごく大事なんですよね。
なので、厳しい目を持つってのはすごく大事だけど、度を越えてしまうと、完璧主義になってしまうので、バランスが大事になってくるわけです。
そしてもう1つ大事なことがあります。
それは‥今だけじゃない、続けていくという視点です。
これからも‥ずっと‥少~し自分に厳しい目を持ち続けていけると良い訳です。
例えば、明日‥試験があるとします。
試験で良い成績をとるために、1晩くらいだったら徹夜しても良いかもしれませんよね。
でも、流石に‥毎日徹夜というわけにはいかないですよね。
なぜなら‥身体がもたないからです。
なので、勉強については‥『ずっと続けていく』この視点で考えていく必要があります。
どこまでの厳しさなら、自分は続けてやっていけるかな?
ぼくの場合はどうだったか‥ちょっと振り返ってお伝えします。
ぼくが中学校1年生のときまでまったく勉強しませんでした。
その時は、自分の駄目なところは見たくなかったので、テスト結果が返っても、点数だけ見て「もう駄目だったな‥」となって終わりだったわけです。
本当は、自分の間違った問題を見直しできると良かったのですが‥
そうすると、自分の自尊心も傷ついてしまうので、できませんでした。
でも、勉強を頑張り始めたときは、どうだったかというと‥。
できなかったところを、まず『認める』所からやりました。
返却されたテスト結果をしっかり見て、自分はここができなかったんだなっていうことを認識していったわけです。
その時、できなかった事を認めるのは辛いんだけれども、「今からできるようにすればOK♪」と自分に言い聞かせて、気持ちを切り替えるようにしました。
これができるようになってから、学力が着実に伸びていきました。
そして、勉強ができるようになってからは、さらに自分に駄目出しするようになってしまったんですね。
できないところを見て、「ここができてない!」「ここもできてない!」「こんなんじゃ駄目!」っていつも自分に駄目出しをするようになっていました。
そして、勉強が楽しくなくなってしまい、やる気もなくなってしまったわけです。
それが続いたときに、「やっぱりこれじゃ良くないな‥」と思って、今度は自分のできたところにも意識を向けて、褒めるようにしました。
「できなかったところも沢山あるけど、できるようになったところも増えたね♪」など、自分の成長にも意識を向けていきました。
これが自分のモチベーションアップにも繋がって良かったわけです。
なので、自分に厳しい目を持つのも大事なんだけど、行き過ぎてしまうとやっぱり完璧主義になってしまうので、成長してるところにもしっかり目を向けてでバランスをとっていくことが大切です。
本日のまとめ
本日のまとめです。
自分に厳しい目をもって、自分に多少ビシバシお尻を叩いていく一方で、やり過ぎると‥完璧主義になってしまうので、バランスを大切にしていきましょう!
この勉強マインドを身につけていけると、ドンドン成績も上がってくるので良いのですが‥
初めは意識しないと‥なかなかできないので、まずは毎日1回でいいので、少し自分に厳しい目を持ってみましょう!
どんなことでもOKです。
「遊ぶ時間を少し減らしてみようかな」「間違えた問題を一問だけ復習してみよう!」とか‥。
ぜひ頑張ってしてみてくださいね。
本日の課題
それでは最後に、本日の課題です。
どのくらいの厳しい目を持って勉強に取り組んでいきたいですか?
言葉を言い換えると‥どのくらいの厳しさが、自分にとってはちょうど良いですか?
この厳しさって、そのときによっても変わってくるので、今の自分にとって、どのくらいの厳しさがちょうどいいかなっていうのをちょっと考えてみましょう!
これを考えておくと、行動にも移しやすくなるので、ぜひ考えてみてくださいね。
どんな答えも‥自分で一生懸命考えた答えはすべて正解です。
他人と比べる必要もないので‥安心して答えてみてくださいね。
今回もここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!
それでは、お疲れさまでした♪