【魔法の勉強スタイル】自分の能力を開花させる

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皆さん、こんにちは。

前回のレッスンでは、『自分らしく勉強する』というのは、「自分の特性や強みを活かして勉強することである」とお伝えしてきました。

でも、自分の強みっていうのが、まだよく分からないと思うので、今回はもう少しその部分に特化してお話していきたいと思います。

ということで‥本日のテーマは『自分の能力を開花させる』です。

では、一緒に考えていきましょう!

 

大切なポイント

今回のレッスンで大切なポイントは‥。

この言葉(思い)を自分の胸にしっかりと刻んでほしいと思います。

ぼく自身も勉強ができなかったときは、自分の才能は何もないと思っていました。

だけど、勉強していく中で、無いなりに‥ドンドン磨かれて、『強み』ができたりしました。

なので、まず自分の思いとして、「自分なんて、こんなもん‥」と思ってしまうと、思うように伸びていきにくいので‥。

それよりも「自分の才能はこんなもんじゃない!」という気持ちで、勉強に臨んでいった方が、実際に学力もグングン伸びていきます。

なので、まずは‥この思いを自分にしっかり言い聞かせていきましょう!

 

なぜ才能を開花させると良いの?

自分の才能が開花すると、なぜ良いのでしょうか?

それは‥能力が開花すると、自分の強みができて、勉強していく上で『強力な武器』になるからです。

また強みができると‥『自分の自信』にもなります。

自信をもてるようになると‥不安がなくなり、気持ちよく勉強もできますので‥自信が持てるって、実はとても大事な事なんです。

 

能力を開花させる4つのステップ

では、具体的に4つのステップに分けてお伝えしていきたいと思います。

 

能力を開花させる方法(ステップ1)

まず1つ目は、『自分を否定しない』ということです。

これはどういう意味かというと、「自分のことを必要以上に見下さない」ということです。

たとえば、自分の学力が‥図のピラミッドの下から2段目くらいにいるとします。

その時に、ピラミッドの一番上にいる頭の良い人と比べて、「自分はダメダメだ‥」と実際以上に自分の力を過小評価してしまうことがあります。

これが‥「自分を否定する」ということです。

「自分の力が足りていないことを認識するのが悪い」と言っているのではありません。

必要以上に自分のことを下に見てしまうことが良くないのです。

自分には『できている所』もあれば‥『できない所』もあるわけで、両方を客観的に捉えていけば良いわけです。

本当は自分はここなんだけども、自分は駄目だって全然駄目なんだというふうに思うんですね。

 

能力を開花させる方法(ステップ2)

そして2つ目は、『自分の限界を決めない』ということです。

勉強が苦手だと、つい「自分の才能も大したことないよ‥」「どんなに頑張ってもあの人には絶対に追いつけない」なんて思いがちです。

つまり、自分の限界(ゴール)を決めてしまうという事です。

でも、そうすると‥やっぱりそれを超えていくことが難しくなってしまいます。

本当は‥「もっと上に行けるのに!」です。

なので、自分の限界を決めないことが一つ大事です。

「行けるとこまで行ってみよう!」くらいの気持ちで臨んでいきましょう。

そうすることで、自分の能力も伸ばしていけると思います。

 

能力を開花させる方法(ステップ3)

3つ目は、『楽しんでやってみる』ということです。

まずは、『やってみる!』ですが、どうせ何かするなら‥『楽しんでやってみよう!』ということです。

 

始めの内は、勉強を楽しんでやってみるなんて‥難しいかもしれません。

なので、行動としてやってみながら、楽しい事を少しずつ見つけていけると良いと思います。

『好きこそものの上手なれ』という言葉がありますが、楽しんでやった方が上達も早いです。

楽しいと、「もっと知りたい!」という知的好奇心(興味・関心)が湧きます。

また楽しいと、「もっとやってたい!」という行動にも繋がります。

才能を開花させるための‥とっても大切な下地になります。

 

才能を開花させる方法(ステップ4)

そして最後、4つ目は、『全力を出し切る』です。

よく『若い頃の苦労は買ってでもしろ』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

ぼくが子供の頃は‥祖父母や学校の先生からも、こういったことをよく言われていました。

この苦労っていうのは、自分にとってはいわゆる『逆境』と言われるものです。

自分がやりたい事があるのに、それを困難にする原因です。

人は逆境に出会うと逃げたくなります。

でも、そこで一歩踏みとどまってみる。

逃げないで、その中で何とかしようとしてみようということです。

そうすると、人はその状況に適応しようと、自然と全力を出して乗り超えようとするわけです。

その中で、才能が開花してきます。

困難に打ち勝って、一歩前進するのです。

ただ過度に困難な状況は、逆に『挫折』につながったりもするので、そこは見極めていかなければいけませんが‥

『苦しいこと』とか、『逆境』っていうのも‥あながち自分にとって悪いことばかりではないという事です。

苦しいことにも、ときには立ち向かってやってみるのも大事な事だと思うので、ぜひ、トライしてみましょう!

 

ぼくの経験

ぼくの周りにも、頭の良い友だちっていうのは何人かいました。

そういった人たちを見てると‥

授業を受けていても、先生が説明した事をパッと瞬時に理解してしまう。

また、たった1回の説明で直ぐに覚えてしまうんですよね。

そして、テストでもいい点数をとったりする。

「やっぱりぼくとは全然違うな‥」といつも思っていました。

勉強を頑張ろうと決意したときも、素直に「いくら頑張っても追いつけないだろうな」と思っていました。

「絶対に無理」「追いつけない」というように思ってしまうと、自然と自分の限界を決めてしまっていたのです。

また「頭の良い人に追いつきたい」という自分の願望を否定してしまうことになります。

では‥ぼくがどうやってそこから抜け出してったのか?

実はこんな出来事がありました。

 

家で勉強していても分からない事だらけで、全く勉強が進まなかったぼくを見かねて、夜にいつも母が勉強を教えてくれていました。

でも、母も勉強ができた方ではなかったので、上手く教えることができなかったのです。

そんな状況に‥ぼくもイライラしてしまい、「なんでもっと頭良く生んでくれなかったんだ!」「ぼくがバカなのは、全部お母さんのせい!」と言ってしまいました。

母もぼくに「あなたが勉強しなかったから悪いんでしょ」と言っても良かったのかもしれませんが‥母は「本当にそうだね‥全部お母さんが悪いね」と応えたんです。

それを聞いて、ぼくはそれ以上何も言えませんでした。

自分でも‥「今まで勉強しなかった自分が悪い」というのは多分わかってたんですね。

ただ自分可愛さに‥他人の所為にしていたんです。

でも、その事があってから『自分の才能のなさ』を嘆くのはもうやめようと思いました。

他人の所為にしても‥自分の学力が変わるわけではありません。

今ある『自分の才能』‥日本語だって普通に喋れるし、普通の公立中学校に通えているわけで、それだけ決して才能がゼロではない。

また、今ある『自分の才能』に感謝しながら、生きていきたいと思いました。

 

そこからは、とにかく自分のことをあまり「バカだ」と言って、過小評価しないように意識しました。

実際に勉強していると、分からないことにたくさん出会います。

でも、そこで「こんなことも分からないなんてバカだな」とは言わず、「今はまだ理解できてないな」と、事実を受け止めるということをやったわけです。

そして次に、前向きに行動に移していきました。

自分は1回教わっただけだと、理解できないし、覚えられない。

「時間がかかってもいいからじっくり理解して覚えていこう!」と気持ちを切り替えて勉強に臨むようにしました。

それまでは、難しい事が出てくると直ぐに勉強を断念していたのですが、気持ちを切り替えてからは諦めずに取り組めるようになりました。

そして、学校の先生にも、「ここがどうしても分からないので教えてください」と積極的に質問にも行くようにしました。

また、始めから完璧を目指しませんでした。

『10』教わった中で、それまでは『1~2』しか理解できていなかったのですが、まずは『5』くらいを目指しました。

そこから‥自分の状況に合わせて、『6』『7』‥と段々と上げていきました。

そのお陰で、焦ることもなく、『分かった事』『覚えた事』など‥自分の小さな成長を楽しみながら勉強できました。

また、授業の小テストなども少しずつ点数が良くなったりして、実際に自分の成長を実感できたりもしました。

その結果、「もっと勉強を頑張ろう!」という良い循環ができたわけです。

 

こんなことに気を付けよう

気をつけてほしいことが3つあります。

 

気を付けること(その1)

1つは、『やる前から諦める』ということです。

先程お伝えしたように、ぼくも勉強していて苦しかったんですね。

すごく苦しくても逃げたい気持ちもたくさんありましたし、「自分には才能がないから無理だ‥」といった気持ち普通に湧き起こってきていました。

でも、そこで一歩踏みとどまって、そういった言葉は口に出さない。

逆に、自分にプラスの言葉を出して、うまく自分の中でマイナスの感情を処理しながら行動を変えていきました。

自分には理解力も記憶力も人一倍なかったけれども‥諦めずに勉強を続けていく中で、少なからず磨かれてた部分もありました。

『自分の才能』『自分の限界』というのは‥本当にやってみないと分かりません。

誰にもわからないんです。

だから、まずは『諦めない』『やってみる』ことがすごく大事だと思います。

 

気を付けること(その2)

そして2つ目は、『「自分は本当はもっとできる!」と自分を過大評価するということです。

ぼくの場合は、なかったんですけど‥実際にこういったケースもありましたので、紹介したいと思います。

たとえば‥テストの点数が悪かったとき、「点数が悪いのはケアレスミスの所為。自分の実力はこんなもんじゃない」と思ってしまうことです。

よく考えてみましょう。

このとき、点数が低かったのは‥本当にケアレスミスだけでしょうか?

純粋に自分の力不足で解けなかった問題はなかったのでしょうか?

また厳しいことを言うようですが‥ケアレスミスも含めて‥自分の実力です。

自分をちょっと過大評価してしまって、その結果として『自分の弱点』をきちんと認識できないのは、自分の成長を止めてしまうことにもなります。

「自分はもっとできるんだ!」と思うこと自体も決して悪いことではありません。

ただし、正確には「自分には頑張ればもっとできる力をもっている!」という自分の力を信じるということです。

決して自分を過大評価することではありません。

これは、勉強マインド1『自分に厳しい視点をもつ』ということともつながってきます。

できなかった部分をきちんと受け止めることも、自分を成長させていくために大切なことですね。

 

気を付けること(その3)

そして最後3つ目は『無理しすぎてしまう』ということです。

これは勉強マインド2『努力する一方で無理をしない』とも関係してきますね。

苦しいことに取り組む中で、自分の能力が磨かれたり、才能が開花していきます。

でも、それが「苦しいことだからやらないと!」となってしまうのは違います。

「苦しいことに取り組む」という行動は‥手段であって目的ではないということです。

あくまで目的は『自分を成長させていくこと』です。

苦しいことに臨む以上、気持ちとしては『楽しむ』ことを意識していけると良いです。

無理することは、ときには必要かもしれないけど‥基本は無理しすぎない!

そして楽しんでやってみる。

これを大切にしてほしいと思います。

 

本日のまとめ

では、本日のまとめです。

何事も、まずはやってみる!

そして、その中で‥できれば楽しんむということを意識していきましょう。

そして、大変なことにときには挑戦してみるってこともね大事だと思いますので、ぜひ、頑張っていきましょう。

 

本日の課題

そして最後に本日の課題です。

どんな能力を開花させていきたいですか。そのために何をしていきたいですか。

どんな答えも‥自分で一生懸命考えた答えはすべて正解です。

他人と比べる必要もないので‥安心して答えてみてくださいね。

今回もお読み頂きまして、ありがとうございました!

それでは、お疲れさまでした~♪

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