皆さん、こんにちは。
本日のレッスンテーマは『自分らしく勉強する』です。
ここで大切なポイントは、『自分に合った勉強方法をしていこう』ということです。
はじめに
では、はじめに‥ぼくの経験を例に挙げてお話します。
ぼく自身は、勉強を始めたとき、頭の良い友だちがどのように勉強に取り組んでるかを見て、それを自分の勉強法に取り入れるということをやっていました。

その時、ある友だちは睡眠時間を削って勉強しているという話を聴いたんです。
どのくらいかというと‥睡眠時間を6時間にまで削っているとのことでした。
当時、ぼくは中学2年生でサッカー部で忙しかったのもあり、なかなか勉強時間を作ることができなかったんですね。
そこで、「どうにかして勉強をもう少し増やさないと‥」と思っていたので、「睡眠を削れば‥できるかも!」と考えて、ぼくも少し睡眠時間を6時間にしてみました。
実は‥ぼくはそれまで8時間くらい睡眠をとってたので、2時間‥睡眠時間を削るっていうことをやったわけです。
そして、どうなったかというと、授業中に眠くなってしまったわけです。
また眠くないときでも、集中力が落ちてボーっとしてしまいました。

「慣れれば良くなるかな‥」と思って2週間程やってみましたが、変わりませんでした。
これでは‥元も子もないと思い、自分に悪影響がでない範囲で睡眠時間を少し減らすことにしました。
なので、睡眠時間を減らして勉強時間を増やすことも確かに大事なんだけど、自分には合ってなかったのです。
そして、もう一つ例を挙げると‥
暗記に『語呂合わせ』を活用するということです。

皆さんも何かを覚えるときに、『語呂合わせ』で覚えたるというのは、多分経験したことがあると思います。
頭の良い友だちも、もちろん『語呂合わせ』を活用して覚えていたので、ぼくも積極的に活用してみました。
でも、やってみると‥あんまり自分の中にしっくりこなかったんですね。
たとえば‥元素の周期表。
多分中学生とか高校生で覚えると思いますが、「水兵リーベぼくの船‥」と『語呂合わせ』で覚える人も多いと思います。
僕の周りのほとんどの人がそうでした。
もちろん、それでも良いと思います。
だけど、自分がやってみると、覚えにくてイイ感じがしませんでした。
こればかりは‥自分の感性の問題なので‥どうしようもないと思い、別の方法で覚えることにしました。
具体的には‥音読で何回も言葉にして「水素、ヘリウム、リチウム・・・」という感じで覚えました。
友だちに言うと‥「え~~っ」と驚かれましたが、自分にはしっくりくる方法で、ぼくとしては気持ちよく覚えられました。

自分に合った勉強方法とは?
皆さんだったら、どうでしょうか?
① 多くの人が絶賛するけど、自分に合わない勉強法
② 多くの人が反対するけど、自分に合った勉強法
僕だったら‥「多くの人が反対するけど、自分に合った勉強法」を選びます。
なぜなら、今さっきお伝えしてきた経験から思うわけですが、自分に合わない方法だと‥いくらやっても成果が出にくいのです。
その結果、勉強していても楽しくなくなってしまいます。
そうであるなら‥『自分に合った勉強方法』を選んだ方が良いのです。

これが‥『自分らしく勉強する』ということです。
自分に合った勉強方法を見つける
また、このことをもう少し噛みくだいて言うと‥それは『自分の特性』や『自分の強み』を活かして勉強するということなんですね。

先程の例で言えば‥6時間睡眠だから僕の体には合ってなかったわけですが、自分の身体というのも『特性』の1つですよね。
あと‥これからお話する『強み』っていうのもあるんです。
もし、すでに自分の『強み』がわかっていれば、それを活かして勉強した方が、効率よく勉強できます。
では、具体的に何をすれば良いのか?
大きく2つのステップに分けて紹介します。
自分に合った勉強方法の見つけ方 ステップ1

1つは、『挑戦してみる』ということです。
「これっていい勉強方法だよ」と他人から勧められた方法、自分が何かを見て「これ良い勉強方法かも」と思ったものがあるとします。
それを‥頭の中だけで考えて判断するのではありません。
実際に実践してみることが大切です。
結構、頭の中で思ったことと、実際にやってみたら違うということもあったりします。
なので、やってみないと分からないものなのです。
この『魔法の勉強スタイル』の中でも、いくつもの勉強方法を紹介していきます。
ぜひ、頭の中だけで、「自分に合わなさそうだから、やらなくていいや‥」じゃなくて、「ちょっとできる範囲でやってみよう!」と、ぜひトライしていただきたいと思います。
自分に合った勉強方法の見つけ方 ステップ2

2つ目は、1つ目に続いての話になりますが‥『自分に合うかどうかを感覚的に判断する』ということです。
実際にやってみたら、その勉強方法が「良かった」のか、「悪かった」のか‥判断しなければいけません。
自分の事ながら‥意外とこの判断って難しいんですよね。
オススメしたい方法は‥頭であまり考えないで、感覚的に直感を信じて判断することです。
なぜかというと‥人は頭で考え始めると‥どうしても理屈っぽくなってしまい、本当は自分に合わないのに、これが良い勉強法だと勘違いしてしまうからです。
でも、感覚的に判断すると自分に合うかどうか‥感じた事そのままの素直な判断なのです。
自分の感覚だと、自分の特性と強みを反映したものになっていることが多いので、ものを選ぶときには大事です。
ぼくの経験

ぼくの場合、覚えるのが超苦手で‥覚え方など色々な人に訊いていました。
そして、友だちや先生から教えてもらった方法を片っ端から実際にやっていました。

『語呂合わせ』『睡眠学習法』・・・
その中で‥『イメージ化する』という勉強方法があって、これをやってみたらすごく自分の中で理解が深まって、覚えるのも自然とできたんです。
そこから‥『覚える』よりも、まずは『理解』を優先してやっていくという勉強スタイルが自分に合っていることに気づきました。

また、自分に合わないものも、自分に合った形にアレンジしてやってみるっていうのもありかなと思います。

例えば‥先程の睡眠時間のことでいえば‥ぼくの場合、8時間ぐらい取ると調子が良いわけです。
じゃあ7時間はどうか?
別にそれでも眠くはならないし、授業中も集中できます。
そうであれば、睡眠時間を7時間まで削るのはOKかもしれないわけです。
そのようにして、自分に合う形にアレンジするのも良いです。
自分の強みを作る
また、ぼく自身、『強み』については‥正直何もありませんでした。
(もう少し厳密に言うと‥持っていても自分では気づかない部分もありました)
では、どのようにして自分の強みを作っていったのか?
それは‥困難な事にトライしていくことです。
自分のできる事ばかりやっていても、自分の能力は開花しません。
困難な事に挑戦していく中で、人の能力は開発されていくのです。
ぼくも意識して『強み』を作ったのではなく、大変な事にドンドン挑戦していく中で、いつの間にか気づいていたら『強み』ができていました。
ぼくの経験
ぼくは家族3人でワンルームみたいなところに住んでいました。
なので、同じ部屋中で僕は勉強して、兄はテレビを見て、母が料理を作って‥といった状況でした。
そのため、いろんな生活音がある中で勉強していたわけです。
本当に始めの内はうるさくて、「静かにして!」といつも怒っていました。
でも、途中で「怒っても仕方ない‥」と諦めたわけです。
そして、その中で勉強を続けていきました。
すると‥本当にぼく自身は集中力がなかったのですが、そういった中で勉強をしていたので、ドンドン磨かれいきました。
もう音が気にならないぐらい‥集中して勉強することができるようになっていました。
それからは‥自分の強みを活かして、どこでも勉強していました。
電車の中でも、休み時間中の教室でも、それこそ外でも‥いろんな所で、時間が1分でもあれば勉強していました。

こんな事に気を付けよう

気を付けてほしい事は、先程もお伝えしましたが、何事もまずは1度『やってみる』ということです。
やってみてどうしても合わなかったら‥やらなくてもいいのです。
一番初めの行動、挑戦してみることが大事かだと思いますので、ぜひね頑張っていきましょう。
このことは、別のレッスン動画『ネオ守破離』でも紹介してますので、良かったらご覧ください!

本日のまとめ
では、本日のまとめです。

ぜひ、自分に合った勉強方法を見つけ、実践していきましょう♪
そして、その中で自分の強みを作っていくために‥いろんなことに挑戦してみましょう。
本日の課題

そして最後、本日の課題です。
今の時点で、ぜひ自分の『特性』『強み』に少し意識を向けてみましょう。
もし分からなかったとしても、全く構いません。
ぼくもそうでしたから♪
なので、これから意識して色々な事にトライしてみてくださいね。
それではですね本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
それでは、お疲れさまでした~♪