今回は学力を伸ばしていくために「塾や予備校に通うべきなのか」という点について、一緒に考えていきましょう。

それは当然行った方が学力は伸びるに決まってるんじゃないの?
確かに‥塾や予備校では勉強を教えてくれる訳ですから‥行って悪いという事はないかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
一緒に考えてみましょう!
塾や予備校に通っているヒトの現状

頭の良いヒトの多くは、塾や予備校に通っているというのは事実でしょう。
例えば、東大合格者にアンケート調査をすれば、鉄緑会、東進ハイスクール、早稲田アカデミーなどの塾や予備校に通っていた人が多いというデータも出ています。
でも、逆に‥こんな友だちを見かけたことはありませんか?
塾に通っているのに‥成績は余り良くない
実はこういうヒトも意外と多いのです。

でも、そういうヒトは塾に通わなかったら、もっと成績が悪いんじゃないのかな‥
確かに、そうかもしれませんが、本気で塾や予備校に通って勉強すれば、もっと成績が上がって良いはずです。
(極論を言えば‥ほとんどのヒトは勉強すれば東大に行けるだけの力を十分にもっています)
逆に、塾に通って学校の授業の先取りをしていることで安心してしまって、学校の授業中は眠ってしまうというヒトもいたりします。
つまり、塾や予備校に通うことが、マイナスに働いてしまっているヒトもいる訳です。
塾や予備校を活用した方がよい場合の3つの条件
なので、僕の結論はこうです。
以下3つの条件をすべて満たしている場合は塾や予備校を活用した方がよい
(条件1)勉強に対するやる気や向上心がある
(条件2)塾や予備校に行きたいと思っている
(条件3)塾や予備校に通うための環境(金銭・時間など)が整っている
逆に、これら3つの内、1つでも欠けていれば‥行かない方が良いと思います。
(条件1)勉強に対するやる気や向上心がある

そもそも、勉強に対するやる気が乏しければ‥いくら塾や予備校に行っても勉強しません。
むしろ‥ストレスになってしまい、勉強から益々遠ざかってしまいます。
(条件2)塾や予備校に行きたいと思っている

また塾や予備校に行きたいと思わないヒトが行っても、合わない勉強環境はやる気をそいでしまうことがあります。
以前、親に強く勧められてしぶしぶ塾に通っていた子供が、周りの塾生のモチベーションの高さに萎縮し、勉強に対して自信を喪失してしまったという事がありました。
行きたいと思って行ったのであれば、切磋琢磨し合える関係になれたかもしれません。
しかし、自分で望まないものをするというのは、自己責任の意識も持てず、上手くいかなかったときに心理的に他人の所為にもしてしまいがちです。
(条件3)塾や予備校に通うための環境(金銭・時間など)が整っている

そして、お金や時間が不足している中で、塾や予備校に通うのは子供にとってプレッシャーになってしまい、ストレスです。
当然の事ながら、良い結果を産まないでしょう。
最後に
ぼく自身は‥母子家庭でお金がなかったのですが、どうしても塾に通いたいと思って、中学受験前に母と二人で祖父母にお願いをしに行った事があります。
それだけの覚悟をもって臨んだので‥飲み込みの悪い僕でしたが、自分なりに吸収力はMAXで勉強できたと思います。
もし、あなたが金銭面が苦しくて塾や予備校に通えなかったとしても、落ち込む必要はありません。
なぜなら‥今はSNSの時代!
youtubeやサイトを開けば‥塾や予備校でやっているような勉強はいくらでもできます。
環境はお金だけではありませんが‥
ぜひ、自分の境遇を嘆くことなく、前向きにがんばっていきましょう!
少なくとも‥そんなあなたを僕は応援します♪