ぼくは宿題は出してほしくないな‥。
だってメンドクサイし、自分の勉強ができないから。
親から見ても、「本当にこの宿題って必要なの!?」って思う事もあるわ。
宿題を出されて「嬉しい!」という人はほとんどいないかもしれませんね。
何よりヒトから強制されるのがキライだった僕自身が宿題は大キライでした。
でも、いまは学校で出された宿題を代行サービスまである時代で、
宿題に対する考え方や対応も昔以上に様々です。
そもそも『学力を伸ばしていく』ために、本当に宿題は必要なのでしょうか?
この点から一緒に考えてみましょう!
宿題は本当に必要か?
自分で勉強したい所があるのに、自分がすでに理解している所を宿題で出されても意味ないよ。
『自分で進んで勉強する人』
『何らかの信念(学校の成績は必要ないなど)をもっている人』
に限って話をすれば‥宿題は必要ありません。
しかし、そうでなければ、
以下のことを、ぼくは強くオススメします。
宿題には自分から積極的に取り組む
特に勉強をこれから頑張りたいという人は、そうした方が良いです。
理由1.宿題を通して学力を伸ばせる
始めに、ぼくの経験を少しお話しさせてください。
先程もお伝えしたように‥
ぼくは子供の頃から、何よりも他人に強制されることがキライな子供でした。
その最たるモノが‥まさに学校から出される『宿題』だったのです。
小学生の頃は、勉強が超苦手で、大キライだったということもありますが、
「なんで家に帰った後まで勉強を強制されなきゃいけないんだ‥」と思い、
正直、宿題をまともにやった記憶がありません。
しかし、中学生になって『勉強を頑張る!』と決心して、宿題もするようになって気づきました。
1つは、『宿題にきちんと取り組むことが大事』ということです。
『きちんと取り組む』とは、『作業にならない』ということです。
学力を伸ばしていくためには、
宿題を『終わらせる』ではなく、宿題を通して『分かる』『覚える』ことを大切にするということです。
つまり、宿題をするときは、『自分を成長させる意味のある勉強をしよう!』ということです。
今まで、早くゲームをしたいから、終わらせることだけに意識を向けていたかも・・。
そんな作業的な勉強じゃ、自分の学力は伸びないってことか。
ぼくは、勉強が苦手だった時はもちろん、学年で1位をとれるようになっても、宿題を大切にしていました。
そして、宿題をするときに意識していたことがあります。
それは‥
分からない所があれば、『理解』に主眼を置く
すでに分かっている所であれば、『覚える』に主眼を置く
すでに覚えている所であれば、『忘れない』に主眼を置く
この意識で取り組むことで、ムダだと思うことは一切なくなり、全て勉強したことが自分の身になっていきます。
そして、もう1つは『宿題をすることで自分の分からない所が分かる』ということです。
これは次々と学習が展開していく授業の中だけでは気づきにくい部分なんです。
しかし、自分のペースで取り組める宿題だと‥そこに気づける!
これって、実は‥学力を効果的に伸ばしていく上でスゴく大切なことです。
確かに、自分が分からない所に気づいて、それが分かるようになったら‥学力はドンドン伸びるね。
なので、仮に‥宿題の代行サービスを利用できる裕福な環境であったとしても、ぼくは自分のために自分で宿題に取り組むことを強くオススメします。
理由2.勉強のキッカケになる
普段から、あなたは勉強をしていますか?
ぼくも勉強を頑張ろうと決心したにも関わらず、勉強をなかなか始められないことがありました。
そろそろ勉強しないとな‥でもイヤだな‥もう少し休んでからでもいいかな‥
(ウジウジ‥ウジウジ‥)
勉強をいざ始めようとしても、すぐに始められないという人にとって宿題が勉強を始めるキッカケになる事があります。
正直なところ、宿題はある意味『強制力』をもっていて、ややもすると‥イヤイヤ勉強になってしまう訳です。
でも、勉強を始めてみると、楽しく感じることもあったりしませんか?
実は‥分かる!できる!という感覚は楽しいものなのです。
(もちろん、その逆もある訳ですが‥ここではそれは置いておきます)
なので、まずは勉強を始めるキッカケづくりも大切です。
そういう場合は、特に宿題をキッカケに机に向かうから始めてみるのも、良いと思います。
理由3.学校の成績が上がる
宿題の提出は学校の成績にも影響を与える場合が多いです。
なぜなら、テストで赤点をとってしまう人を出さないために、先生が普段の授業態度なども点数に入るようにしてくれているからです。
また、別の見方をすれば、学力というものの中に、『興味・関心』などといった勉強姿勢も含まれているということもあるかもしれません。
どちらにせよ、宿題をすることが学校の成績にも関係してくる訳です。
不本意ながらも、宿題だけはやるという人も、きっとそういった意味からしているのではないでしょうか?
『受験』に向けて、学校の成績が良いに越したことはありません。
それに学校の成績が上がるのは自分の『自信』にもつながるのです。
なので、宿題にはきちんと取り組んだ方が良い訳です。
さいごに
どうせ宿題をするのであれば、自分に必要な勉強だと思って取り組み、自分にとって意味のある勉強をしていけば良い訳です。
その気持ちで宿題に取り組むだけで、自分に返ってくる成果は大きく変わってきます。
ぜひ、宿題が出された時は、自分の中に沸いた『ちょっとイヤな気持ち』に目を瞑って、自分のための勉強と少し考えを変えて、頑張っていきましょう!